「東北復興グリーンウェイブ」活動レポート:広島保育所「みのり愛児園」
*広島保育所「みのり愛児園」杉本久恵先生のレポートです。
秋の実りの「どんぐり」は、子どもたちにとって、歌やあそびで親しんでいる大好きな宝物です。
小さな粒を握りしめてはなさない子・・・どんぐり列車やどんぐり独楽・・・どんぐりに新しい命を吹き込む子・・・
「どんぐり」への思いは、毎年見られる秋の光景です。
でも今年は違います。
宮城・岩手両県5園のお友だちから届いた贈り物・・・ふわふわの綿の中から10粒のかわいいどんぐりが出てきました。
保育士の指さす先のどんぐりを愛おしそうに見つめる乳児組さん・・・
地震や津波の様子を見たり聞いたりした記憶をよみがえらせて真剣な眼差しで話を聞く幼児組さん・・・
東北の保育園のお友だちに心を寄せながら、見えない繋がりに気持ちを通わせ、一粒一粒大切に・・・大切に・・・植えていきました。 東北の子どもたちの復興・パワーにつながるように・・・
そして自分たちもかけがえのない体験を通して心のパワーに繋がるように・・・
未来を担う子どもたちの見えない絆が、どんぐりを!そして子どもたちを!大きく育てます。きっと・・・・・